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喫茶蒸談-ジョウダン- スチームパンクを語らう秘密の喫茶店


スチームパンク的「散歩」——町そのものが舞台装置になるとき
喫茶蒸談へようこそ 街を「読み解く」ための、非効率な冒険への誘い 私たちは今、最短ルートを計算する地図アプリや、目的地へ効率的に運んでくれるインフラに囲まれて生きています。しかし、その「効率」と引き換えに、私たちは目的地までの「途中」にある豊かな景色を削ぎ落としてしまっているのかもしれません。 スチームパンクが、なぜ現代においても私たちを惹きつけるのか。その理由の一つは、蒸気機関が持つ「煙を出し、音を立て、熱を伝える」という、全身で感じられる非効率な豊かさにあります。本記事は、かつて語られた「街の中に機械の痕跡を探す」という視点をさらに深め、実際にどの場所を、どのような「読み方」で歩くべきかを提示する実践編です。 神田の煉瓦アーチに刻まれた情報の密度、汐留に埋まる時代の断層、そして川崎で直面する人間を凌駕した機械のスケール。ツダイサオとMaRyの対話を通じて、見慣れた都市を「驚異の部屋(ヴンダーカンマー)」へと変貌させる、スチームパンク的散歩の極意を紐解きます。 速度を落とし、顔を上げ、あえて路地に迷い込む。そんな「制御された迷子」の先に待ってい


ダークアカデミアの建築「どんな空間がこの空気を作るのか」
ダークアカデミアの「あの空気」を作る建築の文法を言語化。 石の壁やアーチ、図書館が「聖域」となる理由を紐解き、空間が人の思考に与える影響を探ります。 旧岩崎邸や東洋文庫など、東京・上野でこの世界観を体感できるスポット案内も収録したシリーズ第3弾。


「ゲームは始まっている」——シャーロック・ホームズという現象
喫茶蒸談へようこそ シャーロック・ホームズは、1887年に生まれた架空の探偵だ。 なのにロンドンには彼の「自宅」があり、実在の科学者が彼に影響を受けたと公言し、90年以上続くファンの研究団体がある。 ガイ・リッチー監督の映画版では、ヴィクトリア朝の煤煙と蒸気のロンドンを舞台に、スチームパンク的な質感と「野性味あるホームズ」が描かれた。そしていま、同じ監督・製作でプライムビデオの新作ドラマ『ヤング・シャーロック』が動き出している。 「推理もの」を超えて現象になったシャーロック・ホームズとは、いったい何者なのか。 映像の話、スチームパンクとの接点、シャーロキアンの遊び場まで、ざっくりと整理してみた。 ■この対談に登場するふたり MaRy(マリィ): 日本スチームパンク協会 代表理事。感覚派で、スチームパンクの“ワクワクするところ”を見つけ出すのが得意。気になったことはどんどん質問するスタイルで、対談の聞き手としても案内役としても活躍中。 ツダイサオ: 日本スチームパンク協会 理事。物事を論理的に捉えるタイプで、歴史や文化、技術の観点からスチームパンク


意外と知らないアジアンゴシックの話
西洋ゴシックとは「湿度」が違うアジア特有の密度と混沌が生み出す美学「アジアンゴシック」。その原風景となった九龍城砦、伝説のゲーム『クーロンズ・ゲート』の世界観、中華・和風ゴシックのファッションまで、はじめての人にもわかるように対談形式で読み解きます。


ヴンダーカンマー、驚異の部屋ってなに?
ヴンダーカンマーとは、16世紀ヨーロッパで生まれた「驚異の部屋」。自然物や人工物、異国の珍品や科学機器などをジャンルを超えて収集・展示した空間です。本記事ではその歴史や特徴、思想的背景をわかりやすく解説します。


キュウリを入れるジン? ヘンドリックスのちょっと変わった世界
喫茶蒸談へようこそ ヘンドリックス・ジン。バーの棚でよく見かける、あの黒くて丸い薬瓶みたいなボトルのお酒です。透明なボトルが並ぶ中で一本だけ異質な存在感を放っていて、気になったことがある人も多いんじゃないでしょうか。 「キュウリを入れて飲む」と聞いて、思わず「え?」となる人も多い。でもそこにはちゃんと理由があって、製法の話をするとなるほどと腑に落ちる。 今回はそのヘンドリックスがどんなジンなのか、なぜキュウリなのか、そしてこのジンにやたら似合うスチームパンクなバーの話まで、ざっくり話していきます。 ■この対談に登場するふたり MaRy(マリィ): 日本スチームパンク協会 代表理事。感覚派で、スチームパンクの“ワクワクするところ”を見つけ出すのが得意。気になったことはどんどん質問するスタイルで、対談の聞き手としても案内役としても活躍中。 ツダイサオ: 日本スチームパンク協会 理事。物事を論理的に捉えるタイプで、歴史や文化、技術の観点からスチームパンクを語るのが得意。蒸談ではMaRyの投げかけにじっくり応える“解説役”として登場することが多い。 薬瓶


ジョッパーズ・ブリーチズ・ニッカポッカ、何が違うの?作業ズボンの意外な歴史
インドの王宮からロンドンの仕立屋、そして日本の建設現場へ。ジョッパーズが辿った壮大な軌跡を辿る。なぜ乗馬服が日本の職人の「ニッカズボン」となったのか?1927年のサックス・フィフス・アベニューでの流行や、寅壱が確立した機能美の真実など、服飾史に刻まれた「動き」の美学を徹底網羅。


ピーキーブラインダーズとは?Netflix映画『不滅の男』公開前に基礎をおさらい【ネタバレなし】
『ピーキー・ブラインダーズ』全6シーズンの軌跡と、2026年3月配信の映画『不滅の男』を網羅した完全ガイド 。1919年のバーミンガムから戦時下の1940年へ 。トミーの生き様とツイードスーツの美学を読み解きます 。豪華新キャストも参戦する完結編を前に、魅力を凝縮。未視聴者からファンまで必見の「終われない物語」がここに 。


ポストアポカリプスとは?終末後の世界を描くジャンル
世界が崩壊した"後"を描くジャンル、ポストアポカリプス。北斗の拳やマッドマックスで定着した砂漠と廃墟のイメージは、このジャンルのほんの一面に過ぎない。地下都市、静寂の旅、文明の再建、終末の形は無数にある。宗教的な黙示録から核の時代を経てフィクションとして確立したその歴史を、ツダイサオとMaRyの対談で読み解く。ディストピアとの違いも、スチームパンクとの意外な共鳴も。


機関車を正面衝突させる見世物があった時代の話
1896年、アメリカ・テキサスで開催された公開イベント「Crash at Crush」。蒸気機関車を意図的に正面衝突させた機関車衝突ショーの実態と、その後の映画文化への影響をわかりやすく紹介します。
