ピーキーブラインダーズの続編は? 舞台を1950年代に移した新シリーズの公開情報まとめ
- 日本スチームパンク協会

- 1 日前
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喫茶蒸談へようこそ
映画『不滅の男』を観終えて、「これで本当に終わり…?」と寂しくなった人へ。実は、ピーキー・ブラインダーズの物語はまだ続くようです。
2025年に正式発表された続編シリーズは、物語の舞台を戦後の1950年代バーミンガムに移し、新世代のシェルビー家を主役に現在制作が進行中。今わかっている公開情報だけを整理しました。
ピーキーブラインダーズを見たことない人はまずここから
■この対談に登場するふたり

MaRy(マリィ): 日本スチームパンク協会 代表理事。感覚派で、スチームパンクの"ワクワクするところ"を見つけ出すのが得意。気になったことはどんどん質問するスタイルで、対談の聞き手としても案内役としても活躍中。

ツダイサオ:日本スチームパンク協会 理事。物事を論理的に捉えるタイプで、歴史や文化、技術の観点からスチームパンクを語るのが得意。蒸談ではMaRyの投げかけにじっくり応える"解説役"として登場することが多い。
映画が終わっても、ピーキーは終わらない

『不滅の男』観終わったよ。すごかった…けど、なんだか喪失感がすごくて。これでもう、ピーキーの新作は観られないのかと思うと寂しくて。

その気持ち、よくわかる。でも安心していい。ピーキー・ブラインダーズの物語は、まだ続くんだ。

えっ、続くの? 映画で完結したんじゃなくて?

映画はあくまで「トミーの物語の区切り」。それとは別に、続編のテレビシリーズが正式に動いているんだよ。2025年の秋に発表されて、もう撮影も始まってる。

ほんとに!? それ早く言ってよ(笑)。どんな話になるの?

まだ配信前だから、わかっているのは公開された情報だけ。でも、その情報だけでもかなりワクワクする内容なんだ。順番に整理していこう。
続編シリーズの舞台は「戦後・1953年のバーミンガム」

まず、いつの時代の話になるの?

1953年。第二次世界大戦が終わって、街が焼け跡から立ち直ろうとしている時期だね。映画『不滅の男』が1940年の戦時中だったから、そこからさらに十数年あとの世界。

戦争のあとなんだ。街の雰囲気もだいぶ変わってそう。

そこがこのシリーズの肝だと思う。発表された設定によれば、爆撃で大きな被害を受けたバーミンガムが、コンクリートと鉄で「より良い未来」を築こうとしている時代。街全体の再建という巨大な利権をめぐって、争いが起きる。その渦中にシェルビー家がいる、という構図なんだ。

焼け跡から立ち上がる街、か。なんかそれだけで画になるね。

これまでのピーキーが「煤けた煉瓦と霧の19〜20世紀初頭」だったのに対して、今度は「瓦礫から新しく組み上がっていく1950年代」。同じバーミンガムでも、見える景色がガラッと変わる。そこが新鮮。
主役は「新世代のシェルビー家」

トミーはもう出ないの?

主役としては世代交代する。物語の中心になるのは、トミーの息子たち、新しい世代のシェルビーなんだ。

息子たち、っていうと?

長男のデューク・シェルビーをジェイミー・ベル、次男のチャールズ・シェルビーをチャーリー・ヒートンが演じることが発表されている。

ジェイミー・ベルって、どこかで聞いたような…?

子役時代に映画『リトル・ダンサー』で主演した人、と言えばピンとくる人もいるかも。今は実力派の俳優として活躍してる。チャーリー・ヒートンは『ストレンジャー・シングス』のジョナサン役で知られているね。

あ、ストレンジャー・シングスの! それは顔が浮かぶ。

デュークは映画『不滅の男』にも登場した、トミーの息子。そのキャラクターを引き継ぐ形で、新シリーズでは中心人物のひとりになる。創作者のスティーヴン・ナイトは「新世代のシェルビーがハンドルを握った」という言い方をしているよ。

世代が変わっても、シェルビー家の物語は続いていくんだね。

そう。そして、原作者のスティーヴン・ナイトは続投。脚本も彼が書く。さらにキリアン・マーフィーも、主演ではないけれど製作総指揮として関わっている。だから「全然別物になっちゃった」という心配は、しなくていいと思う。
どのくらいのボリュームで、いつ観られる?

気になるのは、やっぱりいつ観られるか、だよね。

正直に言うと、正式な配信日はまだ発表されていない。ただ、わかっていることはいくつかある。まず分量。各6話のシーズンが2つ、合計12話が発表されている。1話あたり約60分の構成。

けっこうなボリュームだ。じっくり浸れるね。

撮影は2026年3月から始まっていて、その後の取材では「もうすぐ撮り終わる」という趣旨のコメントが出ている。こういうスケジュール感から、配信は2027年あたりになるんじゃないか、という見方が多い。

2027年か。ちょっと待ち遠しいけど、待つ楽しみがあるのはいいね。

それに、待っている間にできることもある。映画やドラマを見返したり、まだ観ていない人は今のうちにシリーズを追いかけたり。続編が来る頃には、シェルビー家のことをもっと深く知った状態で迎えられる。
ここまでの「わかっていること」まとめ

情報を整理しておこう。

今わかっている公開情報はこれだけ。
続編はテレビシリーズ(映画ではない)。2025年10月に正式発表
物語の舞台は戦後復興期のバーミンガム(作中の年代は1953年)
主役は新世代のシェルビー家。デューク役にジェイミー・ベル、チャールズ役にチャーリー・ヒートン
各6話×2シーズン、合計12話。1話約60分
原案・脚本はスティーヴン・ナイト続投。キリアン・マーフィーは製作総指揮
制作・放送はNetflixとBBC。撮影は2026年に進行中
配信日は未発表(2027年と見られている)

こうして見ると、待つだけの価値は十分あるね。

うん。物語の核は変わらず、でも時代と世代が新しくなる。「変わらない芯」と「新しい風景」の両方が楽しめる。これは期待していいと思う。それに、ここに挙げた情報はNetflixの公式情報サイトで随時更新されているから、続報を追いたい人はNetflix公式(Tudum)のピーキー・ブラインダーズ続編ページを見ておくといいよ。キャストや配信時期の発表は、まずここで出る。

公式が一番確実だもんね。チェックしておこう。
新シリーズが描く戦後の1950年代と、スチームパンクの意外な接点

ところでさ、ふと思ったんだけど。1950年代って、わたしたちが普段話してるスチームパンクとは、ちょっと時代が離れてない?

いい質問だね。確かにスチームパンクの王道は19世紀末〜20世紀初頭。でも、新シリーズの「焼け跡から鉄とコンクリートで街を組み上げ直す」という設定、ここに面白い接点があるんだ。

接点?

スチームパンクの根っこには「機械や構造物が、人の営みの主役になる」という感覚がある。歯車やパイプを隠さずに見せて、仕組みそのものを美しいと感じる。1950年代の戦後復興って、まさに鉄骨やクレーン、再建される工場みたいな「むき出しの構造」が街にあふれた時代なんだよ。

あー、なるほど。瓦礫から立ち上がる鉄の街、って言われると、確かにあの無骨な感じと地続きかも。

そう。時代は違っても、「人が技術と構造で世界を作り直していく」というまなざしは共通している。ピーキーの新シリーズを観るとき、街の作られ方や鉄の質感に注目すると、スチームパンク好きとしても別の楽しみ方ができると思うよ。

続編が来るのが、もっと楽しみになってきた。

気が早いけど(笑)、配信が近づいたらまた一緒に語ろう。それまでは、シェルビー家の過去をたっぷり予習しておくのがいいね。
よくある質問
Q. ピーキーブラインダーズの続編はありますか?
A.あります。2025年10月に続編テレビシリーズが正式発表され、2026年時点で制作が進行中です。映画『不滅の男』とは別に、新たに2シーズン(各6話)が予定されています。
Q. 続編シリーズはいつ配信されますか?
A.正式な配信日は未発表です。撮影は2026年に進行しており、配信は2027年になると見られています。
Q. 続編の主役は誰ですか? キリアン・マーフィーは出演しますか?
A.主役は新世代のシェルビー家で、デューク・シェルビー役にジェイミー・ベル、チャールズ・シェルビー役にチャーリー・ヒートンが発表されています。キリアン・マーフィーは主演ではなく製作総指揮として参加するようです。
Q. 続編の舞台はいつの時代ですか?
A.作中の舞台は戦後復興期、1953年のバーミンガムです。映画『不滅の男』(1940年)からさらに十数年あとの世界が描かれます。
まず映画とドラマの基礎をおさらいしたい人へ
「そもそもピーキーって何だっけ」「映画の前にドラマの全体像を知りたい」という人は、こちらから。あらすじ・主要キャラ・時系列を、ネタバレなしで丸ごと整理しています。
あの「装い」が気になった人へ
世代が変わっても、シェルビー家のスタイルはきっと健在。ツイードのスリーピース、キャスケット帽、アルバートチェーン。ピーキーのファッションの魅力を、時代背景から掘り下げています。
この「鉄と構造の美学」が好きならスチームパンクも
焼け跡から鉄とコンクリートで街を組み上げ直す。その無骨な構造美に惹かれるなら、スチームパンクの世界はすぐ隣にあります。蒸気機関が発展し続けた“もうひとつの歴史”から生まれた世界観。定義から楽しみ方まで、まずは入口から。
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文・構成:ツダイサオ(日本スチームパンク協会 理事)
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