スチームパンクなりきり写真館:第一弾は「トップハットとゴーグル」
- 日本スチームパンク協会
- 3 日前
- 読了時間: 3分

スチームパンクは、衣装や小道具を揃えた人だけの世界ではありません。
大切なのは「どんな格好をしているか」より、「どんな世界に入るか」
日本スチームパンク協会では、その入口としてWeb上で体験できるARフォトコンテンツ「スチームパンクなりきり写真館」を公開しました。
第一弾は、スチームパンクの象徴ともいえるトップハットとゴーグルです。
スチームパンクなりきり写真館とは?
「スチームパンクなりきり写真館」は、スマホひとつで“スチームパンクの住人”になれるARフォトコンテンツです。
アプリのインストールは不要。
QRコードを読み込むだけで、すぐに撮影できます。
今回の第一弾では
トップハット
ゴーグル
という、スチームパンクを象徴するアイテムをARで再現しました。
スマホの画面に映る自分に、それらが重なった瞬間——そこには
ほんの少し「別の世界の自分」が現れます。
なぜ、トップハットとゴーグルなのか?
スチームパンクの世界を思い浮かべるとき、多くの人が真っ先に思い出すのが
この組み合わせではないでしょうか。
トップハットは、紳士、発明家、奇妙な教授、謎多き人物……
想像を一気に物語の側へ引き寄せる装置のような存在。
そしてゴーグルは、冒険、機械、未知の世界
危険な実験——「何かが始まりそうな気配」を表す記号でもあります。
この二つを重ねるだけで、着ている服はそのままでも、空想の入口に立てる。
それが、第一弾にこの組み合わせを選んだ理由です。
普段着のまま、物語へ
スチームパンクなりきり写真館が目指しているのは
「ちゃんとした格好をしていないと楽しめない世界」ではありません。
むしろ
仕事帰りのスーツでも
休日の普段着でも
家でリラックスしている姿でも
そのままの自分が、ふっと別の世界へつながる。
その感覚を大切にしています。
“なりきり”という言葉は軽やかですが、体験してみると
単なる遊び以上の感触が残るかもしれません。
日本スチームパンク協会が、なりきり写真館をつくる理由
日本スチームパンク協会では、スチームパンクを「知識」や「様式」ではなく
体験として広げたいと考えています。
難しい説明よりも、長い歴史の話よりも、まずは「触れてみる」
そのきっかけとして、このなりきり写真館は生まれました。
トップハットをかぶった自分を見て、思わず「これはこれでアリだな」と思えたなら。
もうその瞬間、スチームパンクの扉は開いています。
今後の展開について
今回の「トップハットとゴーグル」は、あくまで第一弾です。
今後は、
新しい装備
不思議な肩書き
世界観別のバリエーション
イベント限定フレーム
など、少しずつ拡張していく予定です。
写真そのものに「設定」や「物語」が宿る、そんなコンテンツへ育てていきたいと考えています。
まとめ
スチームパンクなりきり写真館は、
「着る」よりも「入る」ための場所であり、「撮る」よりも「物語を持ち帰る」ための装置です。
トップハットとゴーグルが似合ったなら、あなたはもう——
この世界の住人です。
ぜひ体験してみてください。
